のなブロ!

文章を書く練習として色々書き残します。

1518! イチゴーイチハチ! その1

さてさて、イチゴーイチハチについて書いていきますよ。
まずは第一巻から!

 知り合いの応援で球場に来た少女は、投げれば三振、打てばタイムリー、輝いている「15番の彼」に目を奪われた・・・

 

物語は、「丸山 幸」が松武に入学するところから始まります。学校行事や部活の盛んな高校であるものの、彼女はやりたいことが見つからなかった彼女は、中学の先輩がいる生徒会を手伝うことにします。
やりたいことが見つからない、決まらない・・・わかるなあ。私も中学、高校は部活やっていませんでした。委員会にも入らず、帰宅部仲間と真っ先に帰っていましたよ笑 

そこで迎えてくれたのは、3年生副会長「山崎 克己」(ザキさん)、2年庶務「三春 栄子」(えーこちゃん)、2年会計「東 慧汰」(アズマ)、そして会長・・・!
会長には丸ちゃんと呼ばれ、さっそく定着することに。この丸ちゃん、全国の丸山さんをディスってます笑。
そしてさっそくタイピングテストやら体力テストやらで能力チェックされます。最近だと高校生ってパソコンというよりスマホでしょうかね?もしかしたらわざわざパソコンを使うこともあんまりないのかも?うーむ。

 

丸ちゃんは偶然、「15番の彼」を廊下で見かけます。同時に会長は、ケガで野球部への入部を取りやめた生徒へのフォローを頼まれており、その生徒が「15番の彼」でした。
春日部南シニアの15番、「烏谷 公志朗」(カラスヤ)は、会長に勝負を挑まれます。一打席、フォアボールと振り逃げなし、ヒット性の当たりが出れば打者の勝利・・・負ければ生徒会に所属することを条件に、勝負が始まります。

このときの会長の投球、ものすごい躍動感あります。本気のアンダースロー、アツいっす。本気の会長と、生徒会室に来る前には見せなかった表情・・・これこそが勝負の醍醐味ってヤツですよ!

カラスヤは会長の球をカットしつつ、最後の球、シンカーを打ち抜きます。しかし、偶然にも丸ちゃんのグローブがその球を捕らえます。そしてカラスヤは思い出します。会長がシニアリーグ、の対戦相手「戸田荒川の18番」であることを思い出す。

1518! ここでタイトルとつながります。このあたりで私はヤバイ!面白い!ってなりました。ガンスリと雰囲気は全く違いますが、(日本とフランスですし当然っちゃ当然ですが)1518!も買ってよかった!って思いました。

 

後半は、カラスヤが生徒会に所属し、目安箱の回収、「アイス大作戦」が始まります。
カラスヤを生徒会に誘った丸ちゃんをいじるえーこちゃんと、えーこちゃんを崇拝する丸ちゃんどちらもかわいいよ。

1年生の2人がアイス大作戦の担当になり、生徒会顧問に話に行くも撃沈。企画書が必要とのこと。しかも過去にマナーが悪くアイスの販売が禁じられていました。き、企画書!先生たちと交渉するための意見出しをしたり、学校全体で清掃しつつ交渉材料を作り出したり、中央委員会で内容説明したり・・・高校生すごいな。

撃沈したときに、カラスヤの負けん気とプライドが出てきます。これは会長に売られたケンカであると。「売られたケンカ」を合言葉として2人は協力します。ラヴかー?ラブなのかー?とつぶやく会長。ニヤニヤが止まらないですね。先生たちとの交渉も成功し、昼休み限定発売を実現、アイス大作戦は成功します。

 

その他にも、丸ちゃんの会長の未練に寄り添うシーンや、野球を諦めるカラスヤに対して、この先も野球とは違った、楽しいことはきっとあると言い、カラスヤを笑わせてやろうと誓う丸ちゃんの最後のシーンも印象的です。たとえ夢を諦めても、これまでとは違った道を歩むことはできる、新しく楽しいことを見つけられる、挑戦することで成長できる、そう思わせてくれるシーンだなと思いました。

 

第一巻は、丸ちゃん、カラスヤ、会長の話がメインとなっています。感想の中ではあまり触れられませんでしたが、ザキさんやアズマもちょこちょこ出ていますよ〜
アズマとえーこちゃんがクイズ出し合ってるシーンなんかもあったりします。

 

明日は第二巻の内容に入っていきます!
青春を感じたい方は読んでみてくださいね〜

 

第二巻についてはこちら!

nonao.hatenablog.com

 

follow us in feedly