のなブロ!

文章を書く練習として色々書き残します。

1518! イチゴーイチハチ! その2

第二巻、始まります!

丸ちゃんとカラスヤが正式に生徒会に配属されます。丸ちゃんは庶務、カラスヤが会計に。生徒会は「新歓マラソン(歓マラ)」に向けて動き出します。

 

電車での帰宅シーン、歓マラの意義について会長は語るも、アズマ、えーこちゃんには伝わらず。私も学生時代のマラソンは嫌だったなあ。
解散時の丸ちゃんのカラスヤに向けての「また明日、生徒会で」のセリフ後の会長とえーこちゃんの表情、すごくいい。 

その夜、正式な生徒会役員になった一年の二人はそれぞれ両親に報告します。丸ちゃん父に生徒会活動に打算があると捉えられた丸ちゃんのむくれ顔がかわいい。次の日にこのことを会長とえーこちゃんに愚痴るも・・・

「また明日、生徒会で」

すごい顔で言われます。完全な無表情。正直たまらねーっすよこういうの笑。後にえーこちゃんには、カラスヤのことは何とも思っていないと言っていますが。この先どうなることやら。会長仕立てのカラスヤと丸ちゃんの一発コントもニヤニヤものです。

 

カラスヤは歓マラの代表旗手に選ばれます。カラスヤは会長に対し、夢を砕いた相手である以上、嫌がらせに耐えるしかないと考え、会長はカラスヤに対し、夢を諦めざるを得なかったカラスヤをなんとかしたいと考え・・・丸ちゃんの正直に言ってしまいたいけど言えない複雑な気持ちが表情からも伝わってきます。

 

カラスヤのお兄さんの公一が登場します。丸ちゃんはカラスヤにランニングシューズを買うのにつき合ってもらうことなったものの、公一もムリヤリ行くことになります。
カラスヤの友人が男だと思っていた公一は丸ちゃんと会ってビックリ!ビックリしてカラスヤを肩車してます。ビックリ!

なんやかんやでピッタリ合うランニングシューズを手に入れ、その後に「公志朗をよろしく頼みます」と公一は丸ちゃんに頭を下げ、伝えます。
ここのシーン、とても印象的でした。世話焼きな兄というイメージを持っていましたが、ここでカラスヤはとても心配され、そして愛されているんだなと、とても心温まるシーンだなと思います。

 

そして歓マラ当日を迎えます。三年生はウケ狙い勢も多数。ザキさんは忍者に会長はボウリングマンになって走ります。ボウリングマン超シュールです。
ここで丸ちゃんは会長に勝負を挑みます!勝ったらなんでもきいてやるとの言葉を受け、マラソンが始まります!
丸ちゃんと会長の勝負、旗手として走り抜くカラスヤ、運営として携わる中で思うところがあったアズマとえーこちゃん、水を顔にぶっかける丸ちゃん母、不審者と間違われる怪しまれる公一、脱落するザキさんなど、いろいろな人の目線で歓マラは進んでいきます。
最後の直線、最後の追い込み!ボウリングマンの被り物を脱ごうとした会長は油断し、丸ちゃんに抜かれ、勝負に破れます。
カラスヤへの嫌がらせはやめてほしいと頼む丸ちゃんに会長はイヤだと一言。ウジウジしてるヤツなんて見たくねーっとのこと。会長らしいぜ。
マラソンを走り終えたカラスヤは会長にお礼の言葉を伝えます。旗手をやってよかった、推薦ありがとうございました、と。
そして運営と応援に回ったアズマとえーこちゃんは、歓マラの意義を感じつつ、自分たちの学校は良い学校かもね、と思いを巡らせつつ、第二巻が終了します。

 

歓マラのシーン、感想にするとどうしても「青春してる!」になっちゃう笑。
第二巻の中盤から後半にかけて、松武という学校の雰囲気がよく出ているのではないかと思います。

次は第三巻で、現時点での最新刊です。2016/11/30に発売されています。
明日は忘年会なので、感想を書く時間を作れればよいのだけれど。

 

続きの第三巻はこちら!

nonao.hatenablog.com

 

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